幸いの地

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

前回アップしたオリジナル曲の詩に意外に反響があったので、調子に乗ってもう一つ紹介させていただきます。

 

『幸いの地』という曲で、現在、友人が

構想を練っている児童書の挿入歌として

作ったものです。(『CD付きの児童書にしたらいいんじゃない?』と、私が押売りしている次第です。(笑))

 

それで、どんな児童書かというと・・・

 

それは、できてからのお楽しみ。

友人の許しも得ないで、ちょこっとだけお話しすると、二足歩行

するネコの物語で、『幸いの地』は、そのネコの故郷を描写した

ものです。

 

<幸いの地>

 

 いつもの小径(こみち)を抜け

 大シダが手まねきする

 小高い丘に立つ

 

 太陽は、朝露に輝き

 湧きたつ緑を育み、風を薫らせ

 大空を茜(あかね)に染め、海に沈む

 

   遥かなる時の流れのなかで

   われらこの地と共にあり

   永久(とこしえ)にその幸(さち)を謳(うた)わん

 

 雨宿りをしながら

 大フキの葉っぱごしに

 雲の峰を見上げる

 

 雨は大地を潤し

 あまたの生命(いのち)を養うせせらぎとなり

 悠然たる大河となり、海に注ぐ

 

   遥かなる時の流れのなかで

   われらこの地と共にあり

   永久(とこしえ)にその幸(さち)を謳(うた)わん  

 

私も、ご縁をいただいてやってきたこの富士宮を、さらなる『幸いの地』にしたいと思っています。

 

手はじめに、2月のマルシェでは、この曲も歌わせていただこうかなぁ・・・。

 

引き続き、顔晴らせていただきますよん。

それでは、また。